今回は、FIFINEより発売されている「AmpliGame H9」を解説していく。
製品の概要
製品仕様
項目 | 内容 |
---|---|
カラー | ブラック, ホワイト, ピンク |
接続方式 | 有線 |
有線コネクタ | USB/ジャック3.5mm |
本体材質 | プラスチック,金属 |
イヤーパッドの材質 | 人工合皮 |
重量 | 260g (ドングルなし)/325g (ドングルあり) |
対応デバイス
デバイス名 | 使用可否 |
---|---|
PC | 〇 |
PlayStation5 | 〇 |
PlayStation4 | 〇 |
Nintendo Switch | 〇 |
Xbox シリーズ | 〇 |
スマートフォン | イヤホンジャックがある場合は〇 |
製品の外観
外箱
外箱はいかにもゲーミングデバイスといった感じだ。
Razerのヘッドセットの外箱に近い構造となっている。
値段以上の高級感を感じさせられる。
内容物
外箱を開けるとこのようになっている。内容物としては、
- ヘッドホン本体
- 脱着式マイク
- 説明書
- オーディオコントロールパッド
となっている。
ヘッドセット本体
ヘッドホン本体にマイクを取り付けると外観はこのようになる。
本体のライティングなどはないが、かなりスタイリッシュな外観をしている。
スピーカー横には、FIFINEの製品でおなじみのマークが入っている。
デザインは好き嫌いが分かれそうですね…(-_-;)
私はかわいくて好きです!
また、装着する際はスライダーでバンドの長さを調整可能なため、大半の人は装着できると思う。
脱着式マイク
本製品は、脱着式のマイクとなっている。マイクが着脱可能であるメリットとして、
- 壊れにくい
- もし壊れてもマイクだけで交換可能
- 代替品の使用もできる
といったメリットがある。
この価格帯で着脱式は珍しく、このヘッドセットのとてもいい点と言えるのではないだろうか。
また、マイクを好きな方向に曲げて調節できるのも魅力的だろう。
音質の面では、オーディオメーカーなだけあり価格の割にとても良いと感じた。
もちろんコンデンサーマイク単体で発売しているものほどはよくないが、ヘッドセットに付属しているマイクの中ではかなり上位に食い込むと思う。
オーディオコントロールパッド
このオーディオコントロールパッドでは、
- 「ヘッドホン音量」,「マイク音量」の調節
- マイクのミュート切り替え
- 7.1chサラウンドサウンド機能の切り替え
が可能だ。
7.1chサラウンドサウンドとは、簡単に説明すると、多数のスピーカーを使いよりリアルなサウンドを楽しめるといった音響技術のことだ。
7.1chサラウンドをつけると、中央を囲む円が赤く発光する。
ヘッドホン音量とミュートの切り替えはもちろん、マイク音量も手元で切り替えできるのはとてもいい。
この価格帯でマイク音量を調整できるのは珍しいと思う。
USBコネクタと3.5mmプラグのどちらでも使えるのがいいですよね!
オーディオコントロールパッドのUSB-AをPCにさしておいて、プラグを抜いてすぐにスマホとかのデバイスに切り替えたりできます!
いちいちPCから外すのも面倒なのでこれはいいと思います!(`・ω・´)b
ヘッドセットの性能面
ヘッドセットの音質の評価として、まず第一に音の方向が聞きやすいと感じた。
『フォートナイト』や『Valorant』といった、敵の方向が重要なゲームをする際には、ゲームの臨場感も大切だが、なにより音の方向が大切である。
勝負に勝ちたいならば、ゲーミングヘッドホンで一番重要な要素といえる。
音質は少し厚みが足りないと感じた。これには個人差があるだろう。
使用する際の設定など
PC / PS5 / PS4
- ヘッドセット本体の3.5mmプラグをオーディオコントロールパッド(音量調整などのボタンがついいるもの)と接続
- USBコネクタをPC, PS4, PS5のUSBポートに接続
- PCの場合は、OSのサウンド設定から、デフォルトの出力デバイスとしてH9ヘッドセットを選択する
XBOX / Nintendo Switch
XBOX :ヘッドセット本体の3.5mmプラグをコントローラーのヘッドホンジャックに差し込む
Nintendo Switch :ヘッドセット本体の3.5mmプラグをSwitch本体のヘッドホンジャックに差し込む
総合評価
良い点
- 音の方向がわかりやすい
- マイクの取り外しが可能
- 価格の割にマイクの音質がいい
- 音量調節ボタンが便利
悪い点
- 音の厚みがあるかと言われれば微妙
- イヤーパッドの包まれ感が少ない
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